密をコロナ前から避ける、「ステイホームの鑑」
新型コロナが猛威を奮いに奮っている昨今。
特に今はオミクロン株という、風邪にも似つかない迷惑すぎる兄弟が我が物顔で日本を駆け回っている。
毎日の感染者数もどんどん右肩上がりで増加している。
このままだと、「もう全国民感染しちゃうんじゃないの?」ってくらいの勢いだ。
とはいえ、それも困るのでぜひ地球上から立ち去っていただきたい。
宇宙の端の、そのまた端の、今後人類が到達し得ない特等席を用意しましたので、ぜひ。
オミクロンさんが調子こいているので、僕たちはステイホームせざるを得ない。
自宅で待機しているのにも、それなりに過度なストレスがかかる。
慣れない生活に苛立ちを感じながら、「なんでこうなった!」と心の中で叫んでしまう。
誰が悪いわけでもないし、苦痛に感じているのはみんな同じなわけで。
今こそ誰かと支え合う必要があるんだけど、それも満足にできない。
それすらできない状況。それがコロナ禍なのだ。
僕は根っからのステイホーマーで、密をコロナ前から避けてた。
決して人付き合いが苦手とか、そういった理由からではない。
いや、違うからマジで。
まず、人混みがあまり好きではない。
なぜそんな環境に自ら足を踏み出さなければならないのだろう。
なぜか、ものすごく億劫に感じてしまうのだ。
必要なものはネットで揃うし、ネットを介して友達と交流できる。
「家でよくね?」と、こうなるわけで。
次に、そもそも出かけるような場所がない。
僕が住んでいるのはクソほどの田舎なので、マジで何もない。
見渡せば金色の稲穂が広がる田園地帯だ。
虫取りとか、かけっこして遊べというのだろうか。
現代っ子には無理な話だ。
何であれ、僕は自宅でのんびりしていることを苦に感じない。
自主的に自宅待機を行い、不要不急の外出は徹底的に控える。
僕こそまさに、ステイホームの鑑なんだろう。