勤勉な日本人
残業が慢性化し、毎日ヘトヘトになりながら働いていく中で、
「何でこんな頑張って働いているんだろう」
そんなことを考えることがよくある。
「日本人は勤勉」
とはよく聞く言葉だ。
一生懸命働いて、お金を稼いで、地域や社会に貢献して。
でも、仕事において勤勉なことは果たして良いことなんだろうか。
仕事に打ち込むあまり、家庭を顧みることができなかったり、自身のメンタルに悪影響を与えたり。
仕事で得られるものは、金銭や達成感、上司や同僚からの信頼だけではなく、自分にとってはマイナスのものだって確かにある。
「仕事と私どっちが大事なの!?」
ドラマなどでよく聞くセリフがいつ、どこで飛んでくるのかわからない。
もはや他人事ではない。
もちろん、みんながみんな仕事が好きで毎日働き続けているわけではないはずだ。
朝を起きて、嫌々準備して会社に向かう。
「仕事行きたくないなぁ…」
「面倒くさいなぁ…」
こんなことを考えながら出社している人もやっぱりいる。
というかそういう人の方が圧倒的に多い。
僕も間違いなくこっち側の人間だ。
とはいえ、仕事なので頑張らないといけないわけで。
働きすぎによるストレスや、精神的に病んでしまう人もかなりの数いる。
パワハラや職場の人間関係、さまざまな要因に悩まされながらも働き続ける。
やっぱりその中には勤勉な人もいるのだろう。